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メカニカル(自動巻き/手巻き)の取り扱いについて
時計の種類/機械式時計の取り扱い方/クォーツ時計の取り扱い方/時計の防水性について/時計の素材・機能・品質について/
ご使用にあたっての注意/時計を長持ちさせるには/電池交換の方法/バンドアジャストの方法
←かんたんな専門用語の解説です。
その他の豆知識(修理作業中に気がついたことなどを少し紹介します。)
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時計のタイプを大きく分けると
時計はムーブメントと呼ばれる時間の経過を計る小さな装置によって時刻を表示します。このムーブメントにはクォーツと機械(メカ)の2つがあります。
- クォーツ
- クォーツとはもともと石英の意。その透明な結晶が水晶です。クォ−ツ時計は水晶で作った水晶振動子を時間調整のために使用している時計のこと。電池の動力によりムーブメントの中にある水晶振動子が振動し、その振動が集積回路に伝えられてパルス信号に変わり、モーターを経由して歯車をまわすことによって時計の針が動いています。針で時刻を表示するのがアナログ、数字で表示するのがデジタルです。
- 機械式(メカ)
- 機械式時計はゼンマイに蓄えられた動力が歯車を回すしくみで、手巻と自動巻き(オートマチック)の2つの種類があります。手巻はリュウズを回してゼンマイを巻き上げます。一方、自動巻きは機械の中心軸に取り付けられた回転錘が腕などの振動により回転して自動的にゼンマイを巻き上げます。もちろん大部分の自動巻きはリュウズにより巻き上げることもできます。
このほかにも特殊なムーブメントがございますが、そちらは時計百科事典をご覧ください。
防水の程度による分類については、時計の防水性についてをご覧ください。
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手巻式機械時計の取り扱い方
- ゼンマイは、毎日一定の時刻に十分に巻いてご使用ください。
- ゼンマイを巻く際には、竜頭を右方向(12時方向)にゆっくりと回してください。なお、リュウズは左方向(6時方向)では空回りするようになっています。
- ゼンマイが巻き上げ完了に近づくと、リュウズをまわすのが重くなります。それ以上無理に巻こうとするとゼンマイを切る恐れがありますのでご注意ください。(ゼンマイは約20回転で十分に巻き上げることができます。
時刻の合わせ方
- リュウズを引き出します。
- リュウズをまわして、時刻を合わせてください。(機械式時計はクォーツ時計と機構が異なりますので時刻を合わせる際には針をいったん正しい時刻よりやや遅らせてそれから進めて合わせるようにしてください。)
自動巻き式機械時計の取り扱い方
- ゼンマイは時計につけた状態では通常の腕の動きで自然に巻くことができます。 また、リュウズをまわしてゼンマイをまくこともできます。(一部の時計を除きます。)
- 止まっている時計をお使いになるときは、リュウズをまわすか、時計を振って時計を振動させてください。秒針が動きだしたら、日付と時刻をを合わせて腕にお付けください。
- ゼンマイを巻く際にはリュウズを右方向(12時方向)にゆっくりと回してください。なお、リュウズは左方向(6時方向)では空回りするようになっています。
ゼンマイは35回転すれば十分に巻き上げることができますが、巻き上げが完了してもリュウズは空回りしますので、上記回数を目安に巻いてください。
- ゼンマイの巻き上げが不足すると進み後れの原因となりますので、1日8時間以上携帯することをおすすめします。なお、時計を腕につけないでご使用になる場合は、毎日一定の時刻にゼンマイを十分に巻いてご使用ください。
日付の合わせ方
- リュウズを一段引き出し右方向にゆっくりと回して、日付を前の日にセットします。
- リュウズを2段目まで引き出し、日付が今日になるまで針をまわします。(午前午後を間違えないようにあわせてください。日付は24時間で1日変わるようにできています。)
時計の合わせ方
- リュウズを2段目まで引き出すと秒針が止まります。秒針は12時の位置で止めてください。
- リュウズをまわして時刻を合わせてください。
- 時報と同時にリュウズを押し込んでください。(機械式時計はクォーツ時計と機構が異なりますので時刻を合わせる際には針をいったん正しい時刻よりやや遅らせてそれから進めて合わせるようにしてください。)
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クォーツ時計の特性
- クォーツ時計はボタン電池と呼ばれる非常に小さな電池でステップモーターを動かしています。強力な磁気によってそのモーターの動きが影響を受け、進んだり遅れたり(場合によっては止まったり)します。強い磁気を発生する器具や磁石には近づけないようにご注意ください。
- デジタル時計は磁気の影響を受けません。ただしアラーム(電磁スピーカー)付きの場合強い磁気の中ではアラーム音が小さくなる場合があります。
- 電池寿命は平均で約2〜3年です。(それ以上の時計もあります。)電池切れの時計を放置しておくと、電池の液漏れにより機械が破損する場合があります。速やかな電池交換をおすすめします。
- マンガン電池と異なり時計用の電池は特性上、ある期間ほぼ一定した電圧を持ち、寿命がくると電圧が低下する特性があります。急に動かなくなったりした場合は電池交換が必要です。(動いたり止まったりする場合は、磁気入り等電池切れ以外の原因が考えられます。
日付の合わせ方
- リュウズを一段引き出し右方向にゆっくりと回して、日付を前の日にセットします。
- リュウズを2段目まで引き出し、日付が今日になるまで針をまわします。(午前午後を間違えないようにあわせてください。日付は24時間で1日変わるようにできています。)
時計の合わせ方
- リュウズを2段目まで引き出すと秒針が止まります。秒針は12時の位置で止めてください。
- リュウズをまわして時刻を合わせてください。その場合針をいったん正しい時間よりやや進めておき、それから戻してあわせるようにしてください。
- 時報と同時にリュウズを押し込んでください。
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J
I
S |
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2種
潜水時計 |
1種
潜水時計 |
2種 防水時計 |
1種
防水時計 |
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名
称 |
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飽和
潜水用防水 |
空気
(スキューバ)
潜水用防水 |
日常生活用強化防水 |
日常生活用
防水 |
非防水時計 |
仕
様 |
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1000m防水
600m防水
300m防水
200m防水 |
200m防水 |
20気圧防水 |
10気圧防水 |
5気圧防水 |
3気圧防水 |
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使
用
例 |
日常生活で予想される「水がかかる」
水圧がかからない程度できる。 |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
水に関係の深い仕事で
使用できる。 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
× |
水泳・ボート・ヨット等
水に関係したスポーツに使用できる。 |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
× |
× |
空気ボンベを使用しない潜水(スキン
ダイビング)や入浴に使用できる。 |
○ |
○ |
○ |
× |
× |
× |
× |
空気ボンベを使用する潜水(スキュー
バダイビング)に使用できる。 |
○ |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
ヘリウムガスを使用する潜水方式
(飽和潜水)に使用できる。 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
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ご使用に付いてのご注意
上記の表の防水の程度は目安としてお考え下さい。
- 腕時計の防水上、重要な役割を持つゴムパッキンは時間と共に劣化します。
防水性を保つには定期的なパッキンの交換が必要になります。
- 20気圧防水以上の時計は電池交換時に防水テストをお勧めします。
- 水仕事やスポーツなど瞬間的に強い衝撃(水圧)がかかることも考えられます。
安全を期すならば一つ上のランクの防水をお考え下さい。
- リュウズがネジロック式になっていない場合10気圧以上の防水が保てない場合があります。
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入浴に付いてのご注意
20気圧以上の防水の場合、時計をつけたまま入浴してもかまいませんが下記のことに注意して下さい。
- 時計に、石鹸やシャンプーがついた状態で、リュウズ操作やボタン操作をおこなわないでください。(防水機能が維持できない場合があります。)
- 温水で時計が温まりますと、多少の進み、遅れを生じることもあります。ただし、常温にもどれば精度はもとにもどります。
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時計の価格について
時計の価格はムーブメントの品質、製造方法の違いにより大きく差ができます。ムーブメントには時・分だけを表示するものから、秒、日付も表示するもの、アラーム機能を持つもの、さらに計測機能を併せ持つクロノグラフ、非常に精度の高いクロノメーター、高い技術力を駆使して極めて薄く、また小さく製造されたものなど種類があります。
その上それらムーブメントを包み込むケースによっても大きく違いを見せます。
- 1.ケース
- 時計の本体であるケース部の材質はプラスチック、合成樹脂、ステンレスやチタンなどのメタル、金メッキ、金張り、貴金属などいろいろな種類があります。
- プラスチック・合成樹脂
- 安価で加工がしやすいなどの理由により、主としてカジュアルな時計やスポーツウォッチに使用されます。とても軽い素材ですが、他の材質に比べて耐久性に難があります。
- ステンレス・スチール
- 代表的な素材で、錆びにくいだけでなく、美しい光沢性を持ち、精密なスジ目などの表面処理が可能です。
- チタン
- とても軽い(ステンレスの約半分ぐらいの重さ)素材です。また、錆びない素材(海水には完全耐食)で金属アレルギーを起こさない素材です。
- 金メッキ・金張り
- 厳密には素材とはいえませんが、金メッキとは金溶解液を化学処理することによって、下地の金属の表面をカバーしたものです。金張りとは金の薄い膜を貼って仕上げたものです。どちらもその金の含有量(14K、18Kなど)と被膜の厚さ(ミクロンで表します)によって価格が違ってきます。被膜の厚さには通常2ミクロンから30ミクロン以上まであって、薄ければそれだけ早く摩耗する性能があります。
- 貴金属
- 時計に使用されるもっとも高価な素材で、シルバー、ゴールド、プラチナがあります。全体的に重く、軟らかな(傷がつきやすい)素材です。
- 2.ガラス
- 文字盤を覆うガラスの素材も時計の価格を決める要素の一つです。プラスチック、ミネラルガラス、合成サファイヤがあります。プラスチックは低価格帯の時計に多く使われる傾向にあります。ミネラルガラスはもっとも一般的に使われているもので頑強です。サファイヤクリスタルはさらに傷がつきにくく透明度の高いもので、もっとも高価です。
- 3.バンド
- 時計バンドの材質は価格に非常に大きく影響します。プラスチック、ラバー、革、メタルなどがあります。革バンドには合成皮革、牛革、トカゲやクロコダイルなどがあり価格も違います。メタルバンドにはステンレスからゴールドやプラチナなどの貴金属、また最近ではチタンやタングステンカーパイドなども使われています。
- 4.防水機能
- 防水機能も価格を決定する要素の一つです。詳しくは時計の防水性についてをご覧ください。
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ご注意
ここでは一般的な時計のご使用における注意すべき点をご説明します。
- 温度について
- 直射日光が長く当たったり、高温になるところに放置しないでください。また寒いところに放置しないでください。後れ・進みが生じたり、電池寿命が短くなることがあります。
- ショック
- 通常のご使用でのショックや軽い運動(キャッチボールやテニス)には十分耐えますが、落としたり強くぶつけると故障の原因となることがあります。(G−SHOCKなどの耐衝撃時計はこの限りではありません。)
- 磁気
- 家庭用電気製品程度の磁気にはさほど心配はありませんが、強い磁気を発生する器具(磁石付き健康器具、マグネットドア、バッグなどのマグネットの金具、電動マージャン台など)や磁石には近づけないでください。
- 薬品類
- 水銀や化学薬品(シンナー、ガソリン、各種溶剤、またはそれらを含有しているクリーナー、接着剤、塗料、薬剤、化粧品類)などが付着するとケース、バンドなどに変色や破損を生じる場合がありますのでご注意ください。
- 保管
- 長時間ご使用にならないときは、汚れ、汗、水分等を拭き取り、高温、多湿の場所を避けて保管してください。
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メンテナンス
- 毎日できる簡単なメンテナンス
- 時計は1日腕にはめただけでも、皮膚からの油分やホコリが付着してしまうので、腕からはずしたら貴金属用や眼鏡用のクロスを使い汚れを拭き取っておくとよいでしょう。これだけでも常に表面はピカピカの状態になります。汚れは固まらないうちに取り除くのが一番です。またクロスなどでは取りきれない、バンドや裏ブタの回りには、ヨウジや綿棒、古い歯ブラシなどを使うと良いでしょう。
- バンドのメンテナンス
- 革バンドの場合、水分や汗などがついた状態で放置しておくと異臭や劣化の原因となります。特に夏場には1日つけていただけで革バンドに汗が染み込んでしまうこともあります。バンドも腕からはずした後に、汗や水分を拭って汚れを落としておいてください。時には革製品用のクリームなどの栄養剤も効果的です。ラバーバンドも汚れを落とし保護剤を使用すると寿命が延びます。金属バンドはクロスやヨウジや綿棒、古い歯ブラシなどで汚れを落とすのが一番ですが、固まった汚れなどを落とすにはポリッシュなどを使用する方法もあります。また本体ケースより金属バンドをはずして水洗いしても結構ですがその場合には必ず水分を完全に乾かしてから使用してください。(完全に乾いていない場合ホコリが付着したりサビの原因になります。)
- 注意点
- 防水の強いタイプの時計では、そのまま水洗いしても大丈夫ですが、蛇口からの水流には直接あてないで、溜めておいた水の中で洗うようにしてください。またリュウズが引き出されていないか、ロックされているかを事前にお確かめください。
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